D5100という超初心者向けカメラが凄かった。

以前一眼レフカメラに関する記事で、どんなカメラで撮っても使いこなせばあんまり変わんないから機種選びに時間かけるのはもったいない。といった内容の記事を書きました。
一眼レフはどれでもいいし迷う必要なし!
そしてつい最近、まさに書いた通りの写真を見つけたのでご紹介します。
・本記事の内容
・一眼レフは使いこなしてなんぼ。 ・カメラの説明書は大事。 ・持ってる機材で勝負する事の大切さ。 |
カメラマンの僕は下位機種から上位機種までいろいろカメラを使ってきました。
そのおかげもあり、カメラやレンズにかけるお金と写真のクオリティについて多少なりと学ぶことができました。結果、一眼レフカメラはなんでもいいという結論に至りました。
» 参考:一眼レフはどれでもいいし迷う必要なし!
そこで一眼レフについてtwiiterをのぞいてみました。
早くカメラほしいなあ
でも一眼レフとか初心者すぎて、どれ買えばいいかさっぱり分からん
パンフレットを眺める日々……— 松原 めぐみ (@apple81q) 2018年4月30日
ヨドバシきたついでに一眼レフ見たんだけど、どれがいいのか全然わからん…笑😅
でも安めじゃないと買えない😱— 。 (@goldship_rise) 2018年1月3日
一眼レフ欲しいのねめっちゃ欲しいのね
でもどれが1番いいのか分かんないのよね
はぁ、— あーちょぴ (@a_chopi127) 2017年12月3日
やっぱり選択肢が多すぎてカメラが初めての人はよくわからないという意見が多いですね。
ちなみにこの記事を書きながら思うことは、「カメラの説明書読んでる時間って大事だったなぁ」ということです。そこで今回は「やっぱりカメラもレンズも使い方次第だ!」ということに加えて”説明書の大事さ”についてもわかり易く記事にしようと思います。
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「写真始めたいけど踏ん切りがつかない」「iphoneで十分じゃないかな?」とかって方は、ぜひ記事をご覧ください。
きっと一眼レフを使いたいと思えるキッカケになると思います。
カメラマン=高額機種?

photo credit: Marc Puig i Pérez
上の写真はニコンのカメラで2015年に撮影されました。
この写真は、世界的サッカーチームFCバルセロナの国内カップ決勝戦での一枚。
サッカーに詳しくない人でも、”メッシ”という選手の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?そのメッシがいるチーム。
この写真にはもちろん一眼レフカメラが使用されており、一眼レフならではの背景ボケにより被写体の立体感が強調されて印象的な写真に仕上がっています。
パッと見で綺麗な写真ですよね。
大勢いる観衆の二人だけを望遠レンズで魅力的に切り取っています。
スペイン在住のMarc Puig i Pérezさんという方が撮った写真です。そしてこの写真を撮ったカメラをみて少し嬉しくなりました。
この写真を撮ったカメラはNikon D5100
2011年4月発売のAPS-Cカメラです。(APS-Cなどの説明は前回記事参照)
前述しましたが、写真は2015年に撮影されたものです。
2015年当時、主なカメラはフルサイズでD4S、D750
APS-C機では以前紹介したD7200でした。(参考記事オススメカメラD7200)
僕は、D4Sはよく使っていたし今でも最高のカメラだと思っています。
ですが、D5100というカメラはエントリーモデルのカメラでいわゆる”ファミリーカメラ”です。
「D7200比較でも性能的に差が少ない」とはとてもではないですが言いきれません。
D5000→D5100→D5200→D5300→D5500→D5600
この順で新しいモデルが出てきています。
その中でD5100でバルセロナの写真を撮っている人がいるというのが少し驚きでした。
それくらいD5100で撮影したという事実には驚き、そして”もう1つの理由”でまた嬉しくなりました。
レンズにも驚いた。
一眼レフはカメラだけでは写真は撮れません。レンズが必要になってくるわけですが、使われていたレンズをみてさらに驚きました。
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
2010年 9月発売のエントリーモデルのズームレンズです。
55-300mmの便利なレンズは使い道が広くて僕もカメラを始めたての頃は大変お世話になりました。
D5100に55-300mm。この組み合わせはNikon D5100 ダブルズームキット という形で18-55mmレンズとともにセット販売されてました。
そもそも18-55mmと55-300mmはレンズキットの定番レンズです。
マップカメラ中古で検索したところ32800円でした。※2019年10/24現在。
次はそんな”初心者向け”カメラとレンズで撮影された写真を数点紹介します。
”その場にいること”が大切。

photo credit: Marc Puig i Pérez D5100+18-55mm

photo credit: Marc Puig i Pérez D5100+18-55mm

photo credit: Marc Puig i Pérez D5100+18-55mm
上のライブ写真もとてもカッコイイですね。
僕もいつかライブ写真撮ってみたいです。
こちらの写真は全てD5100に18-55mmの組み合わせで撮影されています。
もう何も言うことはないくらい迫力のある写真になっています。
暗い場面ではどうするか?動きが早い場合はどこでシャッターを切れば止まらせられるか?
仕組みがわかっていないと撮れない写真です。
僕もいわゆる高くていいカメラを使いながら「こんなに高いカメラじゃなくても撮れる」というふうに時たま思うことがありました。
高いカメラを持っていると「そのカメラ、レンズを持っているならここの撮影をお願いします」などと面白い現場で撮影することができました。
「高い機材を持っていると難しい撮影現場に機材が連れて行ってくれる」というのはカメラマンあるあるですが、それと同時に写真は機材じゃなくて”その場面にいること”ができれば勝ちです。
ある程度カメラを使いこなせていれば、面白い!楽しい!と思えるシャッターチャンスが飛び込んできます。
まとめ。撮影前にワクワクしよう。
今自分が持っているカメラでできることを勉強して、勝負することは大切です。
僕は初めて買った一眼レフカメラはD7100という機種でした。
カメラを買って嬉しくて、決して薄くない説明書をことあるごとに読みました。
寝る前も必ず読んで「あっ!こんな機能あるのか!あの場面で使ってみよう!」「早く写真撮りに行きたい!」とワクワクする気持ちを抑えることができませんでした。
あの説明書を読んで、一眼レフでできることを理解していく時間は本当に大切なことだなぁと今でも思っています。
難しいカメラ選びですが、是非今回の記事も参考にしていただければと思います。

photo credit: Marc Puig i Pérez D5100+18-55mm
本記事で紹介したMarc Puig i Pérez@marcpuigperezさんの写真を知るきっかけになった、FCバルセロナのサッカー選手イニエスタの記事はこちら!FCバルセロナのイニエスタが神戸に完全移籍加入か?
ご本人にもtwitterで許可を取ってこの度写真を使わせていただきました!
まだMarc Puig i Pérezさんの写真を見たい方は写真共有サイトflickrをご覧ください。