【3分で読める】サッカーの撮影が必ず上達するお勧めのカメラ設定。

サッカーの写真はいつもオートで撮っているけどブレたりしてうまくいかないので撮影をするときに何かお勧めの設定があれば知りたい。
今回はそんな悩みを簡単に解決する撮影時のお勧め設定を記事にしました。
カメラマン歴5年、サッカーが好きすぎてなんとなくでカメラマンを始める。
JリーグやFリーグの撮影と海外ではタイプレミアリーグ・台湾プレミアリーグを撮影。
世界新体操選手権など他ジャンルのスポーツも撮影していました。
主な使用カメラはニコン一眼レフ。最近はオリンパスミラーレスカメラを使っています。
結論。スポーツモードやPモードは使わない。
カメラに搭載されているオートモード、スポーツモードやPモードは使いません。
理由は次の通り。
・カメラ任せにしてしまうと何がどうなっているか理解できずわからないまま撮影して失敗の理由が永遠にわからないままでいつまでたっても上手くならない。
・オートモードでスポーツが無難に撮れるほどカメラは賢くない。
本記事の内容を実践した結果。
自分で決めた設定で撮影する→失敗と成功を繰り返す→設定にテンプレートがあることに気づく→どんな天候でも無難な写真が撮れるようになる。
お勧めの設定はAモード。
Aモードとは絞り優先モードのこと。※キャノンではAvモード
絞り値とISO感度を自分で決めると、シャッタースピードはカメラが自動で決めてくれるモードです。
設定できる絞り値はレンズによって違いますが一般的なレンズであればf5.6程度が多いですね。
レンズによって異なりますが、ズームレンズなら”めいいっぱいズームして設定できる絞り値の最小値”に固定。そうすることでズーミングで絞り値が変化するレンズでも絞り値が固定されます。
あとは画面を見ながらシャッタースピードが1000以上になるようにISO感度を調整して撮り続けるだけ。
これで自分がカメラをしっかり構えている限り被写体がブレることは90~100パーセント防げます。
写真の明るさ調整は露出補正ボタンで調整してください。
露出補正するとシャッタースピードが変化するのでISO感度で適切なシャッタースピードに直します。
最後にホワイトバランスの設定はとりあえず晴天モードで固定で撮影しましょう。
こまかい調整は慣れてきてからでいいと思います。
※もちろんオートフォーカスのモードはニコンならAF-C キャノンはAIサーボAFモード。スポーツ撮影の基本です。
結果。Aモードで撮影することに慣れればマニュアルで撮れるようになる。
以上の内容をまとめると、
・Aモードにして絞りの数値を固定する。
絞りは撮影中は基本的に動かす必要なしです。
・ISO感度を調整してシャッタースピードが1000以上になるように設定する。
1000以上が難しい場合は640程度は最低でもキープする。
・写真の明るさを変える場合は露出補正ボタンで調整する。
露出補正するとシャッタースピードが変化するのでISO感度を調整して適切なシャッタースピードに直す。
・ホワイトバランスは晴天モードで固定。
この撮影に慣れると確実に完全マニュアルモードで撮影できるようになります。
実際僕はAモードで写真を始めていまではマニュアルでしか撮れなくなりました。
Aモードでは撮りづらいと感じるほどです。笑
世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書改訂版 [ 中井精也 ]
中井精也さんの超絶分かりやすいカメラ解説本です。
僕がAモードで撮り始めるようになったきっかけの本なのでお勧めです。
正直カメラ解説本はこれ一冊しか読んでいないです。この一冊からあとは撮り続けて上達させていった感じです。やはりなんでも現場が全てだと思っています。
まずはオートモードで失敗写真を量産せずにAモードで撮りまくりましょう。