スポーツ撮影の基本的な設定”シャッタースピード”について。

こんにちはりらこんですʕ•ᴥ•ʔ
写真始めて5年になりました。
主にスポーツ写真をひたすら撮り続け、休みの日はポートレートをひたすら撮っています。
今回はスポーツ撮影の基本的な設定”シャッタースピード”についての記事です。
スポーツの撮影が難しい理由。
結論は、スポーツというジャンルがカメラ任せのオートに任せてしまうには難しい対象だからです。
スポーツモードで撮影してるのにうまくいかない。
カメラの設定をみていると、ほぼ全ての機種に(上位機種にはありませんが)スポーツモードが搭載されています。 ”動きの速いものを撮るときはこのモードにしよう!”なんていうふうに説明書などに書いてありますね。
動きの速いものってどこからどこまで?何を基準に設定されているのか。
スポーツモードで確保されるシャッタースピードは大体500分の1くらいです。
これを下回ると大概のスポーツはブレ写真量産です。
つまり走っている人を撮るときの最低限確保しておきたいシャッタースピードは500分の1です。
これは子供でも大人でも同じです。
そのスポーツモードなのにうまく撮れない理由はいくつかあると思います。
・動き回るものをファインダーの中にとらえ続けなければならない。
・スポーツモードという名前を過信している。
・スポーツモードで確保される500分の1というシャッタースピードは慣れていない人にとってはまだブレてしまう。
慣れていない方はシャッタースピード800分の1くらいは確保しておきたいものです。
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というわけで500に設定されてしまうスポーツモードは難易度が高いと思います。
理想のシャッタースピードは1000分の1。
500〜1000分の1で設定されていれば大概のスポーツは撮れます。
例えばサッカーの撮影でつま先からてっぺんまで全て静止したような写真を撮影したい場合は年齢層にもよりますが、1250〜1600分の1あたりで止まります。
1250分の1で撮影。
ただ、躍動感を出すため少し動きのある表現を求める場合はそれより少し遅い640〜800を基準としてもいいと思います。
やはりこのように表現方法により設定を変えるのが写真を撮る上で大事ですよね。
500分の1の設定はスポーツ撮影で最低限確保したいシャッタースピードなので通常無理のない環境であれば800〜1250あたりで調整できればベストですね。
スポーツ別にみるシャッタースピード一例とまとめ。
以下ジャンル別の一例です。
マラソン 500
野球 500〜640 1250を使う場面あり。
サッカー フットサル 500〜1600
バスケ 500〜800
ダンス 新体操など 500〜800
水泳 500〜1000
しっかりファインダーのなかで被写体を追い続けるのが条件ですが、500分の1以上はスポーツ撮影の基本です。やはり、500分の1は最低限のシャッタースピードなので640〜800以上はできれば確保しておきたいところです。